デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雨橘」の解説 雨橘 うきつ ?-? 幕末の塗師。嘉永(かえい)(1848-54)のころの人。尾張(おわり)名古屋にすむ。器を木地のまま3年雨風にさらして狂いのないものをえらび,内側は春慶塗(しゅんけいぬり)(透漆(すきうるし)塗)にして,外側はぬりのこす漆器を製作。雨橘塗といわれた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例