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雨皮 アマカワ

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デジタル大辞泉の解説

あま‐かわ〔‐かは〕【雨皮】

《「あまがわ」とも》
牛車(ぎっしゃ)輿(こし)などの雨覆い。表は練り絹で油をひき、裏は生絹(すずし)公卿以上に用いた。
桐油(とうゆ)をひいた厚紙で作った雨具。山伏などが着用した。

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大辞林 第三版の解説

あまかわ【雨皮】

〔「あまがわ」とも〕
雨天の際、牛車ぎつしや・輿こしなどにかけた覆い。表は練絹ねりぎぬで油をひき、裏は生絹で製した。 「 -張りたる車さしよせ/蜻蛉
厚紙に桐油とうゆをひいて製した雨具。修験者が用いた。 「笈の上には-肩箱取りつけて/謡曲・安宅」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の雨皮の言及

【雨具】より

…水を吸うと膨張し,乾燥すると縮む植物の性質を利用した蓑や笠は,雨具が洋装化する今日まで農山漁村での労働,外出に着用された。また白絹に油を引いた雨衣(あまぎぬ)は,中世の貴族たちが装束の上から着け,修験者は油紙製の雨皮(あまかわ)を用いた。雨皮は油単(ゆたん)とも呼ばれ,牛車や輿にも掛けられた。…

【牛車】より

…装飾が華美に過ぎたり身分の下の者が乗用したりすることがあったので,しばしば過差禁止の対象となり禁令が出された。車の構造は,屋形,輞(おおわ),輻(や),轂(こしき),轅(ながえ),軛(くびき),軸(よこがみ),転(とこしばり),軾(としきみ)などの各部分でなりたち,雨天のときは生絹を浅黄に染めて油をひいた雨皮(あまがわ)をかけるが,これは三位以上のみに許された。牛車の中で最上格は唐庇車(からびさしのくるま)で,太上天皇,皇后,東宮,准后,親王,摂政,関白等が晴のときに用い,以下雨眉車(あままゆのくるま),檳榔毛車(びろうげのくるま),半蔀車(はじとみのくるま),網代庇車(あじろびさしのくるま),網代車等が続く。…

※「雨皮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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