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雪靴 ゆきぐつsnowshoes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

雪靴
ゆきぐつ
snowshoes

ユーラシア,北アメリカ極北地帯で広く用いられた雪上歩行具。かばの木を丸めて円形や楕円形の枠をつくり,これに横木を渡してトナカイの革紐を編渡す。中央に足を載せて紐で縛る。起源は北アジアで,エスキモーの出現以前にすでにアメリカ大陸に伝わり極北部で特に発達,カリフォルニア北部にまで広まった。防寒を目的とする日本の雪靴とは形態,機能ともに異なり,むしろかんじきに近いものである。日本の雪靴はわらを編んでつくるもので,長靴型,短靴型の別があり,東北・北陸地方をはじめ中国,九州でも用いられたが,ゴム靴の普及とともに次第に姿を消している。

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