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藁沓 ワラウズ

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デジタル大辞泉の解説

わらうず〔わらうづ〕【××沓】

わろうず

わら‐ぐつ【××沓】

積雪地などで用いる、わらを編んで作ったくつ。 冬》
わらで編んだ草履。わらじ。
「―、直垂(ひたたれ)を召して」〈伽・文正

わろうず〔わらうづ〕【××沓/草鞋】

《「わらぐつ」の音変化》わらで編んだ履物。わらじ。

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大辞林 第三版の解説

わらぐつ【藁沓】

藁を編んで作ったくつ。雪の深い場所などで使う。 [季] 冬。 → 雪沓ゆきぐつ
藁で編んだ履物。わらじ。 「紫の指貫を着て-を履きて/今昔 16

わろうず【藁沓】

〔「わらぐつ」の転〕
わらんず。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

藁沓
わらぐつ

被甲履き物類の一種で、広義には足をのせる台部に、足の甲を覆う被甲部を造作した藁製履き物を総称し、狭義にはスリッパ型の藁製履き物をいう。藁沓類は一名ユキグツともよばれ、東北地方では長く積雪期の履き物として使用されてきたが、また、その分布は希薄ながら他の地方にも認められるので、かつては広く日本全土にわたって分布していたことが推測される。藁沓類は、その台部、被甲部、かかと部の有無、着用装置の差異などから、〔1〕爪掛草鞋(つまかけわらじ)類、〔2〕藁沓類、〔3〕浅沓(あさぐつ)類、〔4〕深沓(ふかぐつ)類の4種に分類される。狭義の藁沓類は、このうち第二類の藁製スリッパ型のもので、着脱が簡便なので積雪期に農家の土間・台所など屋内とか近所への歩行に使用された。[宮本瑞夫]

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