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電子配置 でんしはいち

大辞林 第三版の解説

でんしはいち【電子配置】

原子や分子における電子状態を記述するために、各軌道関数への電子の分布を表したもの。原子の性質は電子殻の電子配置によって支配される。

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世界大百科事典内の電子配置の言及

【化学結合】より

…そのなかで画期的な成功を収めたものがN.H.D.ボーアの原子模型(1913)で,これに基づいてG.N.ルイスの原子価論,W.コッセルの原子価論(ともに1916)が提出され,現代の原子価概念の基礎がほぼ確立し,化学結合における電子の役割が注目されるようになった。
[化学結合における電子配置の役割]
 原子内には原子番号と同数の電子があるが,その電子は3種の量子数(n,l,m)によって規定される原子軌道atomic orbitalに,スピン量子数msに関する制限であるパウリの原理とフントの規則を課されて,エネルギーの低いほうから順次配置される。この原子の電子配置は,D.I.メンデレーエフやJ.L.マイヤーによって見いだされた元素の諸性質の周期性(1869)と密接に関連しており,原子の化学的性質は主としてその電子配置に支配されていることが明らかにされた。…

【原子】より

…したがって,ns軌道には2個,np軌道には6個,nd軌道には10個,……の電子が入れることになる。エネルギーの低い軌道から順に電子を入れていくと,例えば,酸素原子については1s22s22p4という電子配置が得られる。ただし,1s,2s,2pの右肩につけた数字は電子の個数を表す。…

※「電子配置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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