震顫(読み)シンセン

デジタル大辞泉 「震顫」の意味・読み・例文・類語

しん‐せん【震×顫/振×顫】

ふるえること。
《医学用語》「振戦」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「震顫」の意味・読み・例文・類語

しん‐せん【震顫・振顫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ふるえること。
    1. [初出の実例]「こちらの瞳孔が震顫(シンセン)するように、不安定に揺れながら」(出典青べか物語(1960)〈山本周五郎狐火)
  3. ( 「震戦」とも書く ) アルコール中毒ニコチン中毒ヒステリー小脳疾患などにより頭部手指躯幹などの筋肉が無意識的にふるえること。
    1. [初出の実例]「起きあがらうとすると激しい震顫が身体に現はれ」(出典:日蝕(1948)〈石上玄一郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android