デジタル大辞泉
「霜穴」の意味・読み・例文・類語
しも‐あな【霜穴】
くぼ地など、寒冷な空気が周囲から流れ込んでたまりやすく、霜のおりやすい所。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しも‐あな【霜穴】
- 〘 名詞 〙 地形的にくぼ地になっていて、夜間の放射冷却で低温になった空気がそこに流れこみ、霜害をうけやすくなったようなところ。凹地や森林内の空き地などに多い。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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霜穴
しもあな
frost hollow
くぼんだ地形の所や盆地などで冷気がたまりやすく霜が降りやすい場所。たんぼのあぜ道などや,平地の林の中の空き地でも冷気がたまりやすく,霜道などともいう。地形的な窪地や谷間などは冷気湖ともいわれる。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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霜穴【しもあな】
地形的に冷気流がたまりやすい所。一般に浅いくぼ地で,農作物があれば,そこだけ霜害(そうがい)を受ける。また林の中で,立木のない空地も,放射冷却しやすいので霜穴と呼ばれる。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の霜穴の言及
【霜】より
…また,積もった雪の表面にできる雪面霜(せつめんじも),その内部の比較的表面に近いところにできる雪中霜(せつちゆうじも)などもある。 霜の降りる場所は地形に影響されることが多く,盆地の中でも凹地や,森林の中の空地に冷たい空気がたまって局所的に霜が降りるので,霜穴(しもあな)とか霜島(しもじま)などとよばれることがある。また斜面に沿って冷たい空気が流れ下りるので,それに沿って霜が降りることも多く,霜道(しもみち)とよばれる。…
※「霜穴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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