霞草(読み)カスミソウ

精選版 日本国語大辞典 「霞草」の意味・読み・例文・類語

かすみ‐そう‥サウ【霞草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ナデシコ科の一年草。中央アジアのカフカス地方原産で、切り花・花壇用に栽培される。茎葉ともに白粉を帯びた青緑色で高さ四〇~五〇センチメートルになる。葉は幅の狭い長楕円形で対生する。五、六月頃、細く枝分かれした花茎を伸ばし、その先端に径一センチメートルほどの五弁の白色花を多数つける。花を遠くから眺めるとあたかも霞がかかったように見えるのでこの名がある。むれなでしこ。はないとなでしこ。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「海剛(こは)く晴れし真昼の霞草」(出典:秋風琴(1955)〈石原八束〉)
  3. 植物ほとけのざ(仏座)」の異名

かすみ‐ぐさ【かすみ草】

  1. 〘 名詞 〙 植物「まこも(真菰)」の異名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「霞草」の解説

霞草 (カスミソウ)

学名Gypsophila elegans
植物。ナデシコ科の耐寒性一年草,園芸植物

霞草 (カスミグサ)

植物。イネ科の抽水性多年草,園芸植物。マコモ別称

霞草 (カスミソウ)

植物。シソ科の一~二年草。ホトケノザの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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