青書(読み)セイショ

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精選版 日本国語大辞典 「青書」の意味・読み・例文・類語

せい‐しょ【青書】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 道教の教えを奉じた書物。〔梁簡文帝‐仙客詩〕
  3. ( [英語] blue book の訳語 ) イギリスの議会や枢密院が出す報告書。青い表紙のついているところからの称。〔英和外交商業字彙(1900)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「青書」の意味・わかりやすい解説

青書
せいしょ
blue book

元来はイギリスの議会や枢密院が刊行する報告書のことで,表紙が青色なのでこの名がある。これにならい,他の国々でも種々な色の名を付した議会や政府の報告書が刊行されている。日本の「白書」もその一例である。 (→外交青書 )

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世界大百科事典(旧版)内の青書の言及

【白書】より

…以来,政府(行政府)の公式報告書を一般に白書という。これにたいしてイギリスの議会の報告書は青表紙がついているため青書blue bookと呼ぶのがならわしである。 日本では片山哲内閣が1947年7月経済白書(都留重人執筆の《経済実相報告書》)を出したのが始まりで,〈財政も企業も家計も赤字〉と当時の経済の危機的〈実相〉を伝えた。…

※「青書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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