静かなるドン(読み)しずかなるドン

精選版 日本国語大辞典 「静かなるドン」の意味・読み・例文・類語

しずかなるドン しづかなるドン【静かなるドン】

(原題Tihij Don) 長編小説。ショーロホフ作。一九二八~四〇年発表。十月革命前後の約一〇年間、赤軍白軍の間をさまよい、階級闘争と市民戦のなかで悲劇的運命をたどる若きコザック、グリゴリーを描く。一九四一年第一回スターリン賞受賞。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「静かなるドン」の解説

静かなるドン

新田たつおによる漫画作品。昼は冴えないサラリーマンだが、夜は1万人の子分を持つヤクザの3代目総長という主人公の活躍を描く。『週刊漫画サンデー』1989年11月15日号~2013年1月8日号に連載。実業之日本社マンサンコミックス全108巻。2000年、2009年、2023年に実写映画が制作されたほか、オリジナルビデオ作品もある。2023年5月、『グランドジャンプ』にて続編の「静かなるドン-もうひとつの最終章-」が連載開始。
②①を原作とする日本のテレビドラマ。放映は日本テレビ系列(1994年10月~1995年3月)。全19回。脚本:西岡琢也ほか。音楽:大内義昭主題歌桑田佳祐。出演:中山秀征、石田ゆり子、野際陽子ほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android