静聴(読み)セイチョウ

デジタル大辞泉 「静聴」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちょう〔‐チヤウ〕【静聴】

[名](スル)講演・話などを静かに聞くこと。「御静聴願います」
[類語]傾聴謹聴拝聴清聴陪聴

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「静聴」の意味・読み・例文・類語

せい‐ちょう‥チャウ【静聴】

  1. 〘 名詞 〙 静かに聞くこと。静かにしてよく聞くこと。
    1. [初出の実例]「今まで少しく静聴せし会民は」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前)
    2. [その他の文献]〔劉伶‐酒徳頌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「静聴」の読み・字形・画数・意味

【静聴】せいちよう(ちやう)

静かに聞き入る。晋・劉伶〔酒徳頌〕思ふこと無く慮(はか)ること無く、其の樂しみ陶陶(たうたう)たり。兀然(こつぜん)としてひ、豁爾(くわつじ)として醒む。靜かに聽けども、雷霆(らいてい)の聲を聞かず、熟(つらつら)れども、泰山の形を覩(み)ず。

字通「静」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android