非配偶者間人工授精(読み)ヒハイグウシャカンジンコウジュセイ

デジタル大辞泉 「非配偶者間人工授精」の意味・読み・例文・類語

ひはいぐうしゃかん‐じんこうじゅせい【非配偶者間人工授精】

配偶者以外の第三者から提供された精子を使用して行う人工授精。男性側に不妊原因がある場合に用いられる方法提供者の精子を注入器を用いて子宮に注入し、妊娠を図る。AID(artificial insemination by donors)。→配偶者間人工授精

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共同通信ニュース用語解説 「非配偶者間人工授精」の解説

非配偶者間人工授精(AID)

無精子症など男性不妊に悩む夫婦に、第三者の精子を用いて人工授精を試みる医療。慶応大病院で1949年に最初赤ちゃん誕生、これまでに国内で1万人以上が生まれたとされる。97年に日本産科婦人科学会が登録施設での実施を認める会告を示した。登録施設は民間クリニック大半で、2023年には国内の16施設が登録されているが、施設ごとの実績は公表していない。登録施設には精子提供者の記録を保存することなどが義務付けられている。

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百科事典マイペディア 「非配偶者間人工授精」の意味・わかりやすい解説

非配偶者間人工授精【ひはいぐうしゃかんじんこうじゅせい】

AID

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「非配偶者間人工授精」の意味・わかりやすい解説

非配偶者間人工授精
ひはいぐうしゃかんじんこうじゅせい

人工授精

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世界大百科事典(旧版)内の非配偶者間人工授精の言及

【人工授精】より

…使用精液により配偶者間人工授精(AIH。Hはhusband’s semenの略)と,非配偶者間人工授精(AID。Dはdonor’s semenの略)に区別される。…

※「非配偶者間人工授精」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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