須佐地古墳(読み)すさじこふん

日本歴史地名大系 「須佐地古墳」の解説

須佐地古墳
すさじこふん

[現在地名]田万川町大字下田万 中尾崎

日本海に注ぐ田万たま川の河口から三キロばかり南に登った、標高三五メートル余の丘陵端にある、竪穴式石室を内部主体とする円墳である。昭和三〇年(一九五五)頃、露呈した蓋石の一部が発見され、その後丘陵の浸食により、崩壊寸前になったので昭和四六年に発掘調査が行われた。

古墳の直下は狭い沖積低地で、低地との比高は三〇メートルである。古墳は丘陵端の高みを利用し、周囲をわずかに削った円形の台上に、直径一五メートル、高さ一・五メートル余の墳丘を築き、その中央に石室を作っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む