頭島(読み)かしらじま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「頭島」の意味・わかりやすい解説

頭島
かしらじま

岡山県南東部、日生(ひなせ)諸島中央部にある小島備前(びぜん)市に属する。面積0.60平方キロメートル。19世紀初頭に開発された半農半漁村。海運業従事者も多い。夏は観光客も多く民宿ペンションがある。なおこの島には末子相続制がみられる。本土の日生港から定期船が通う。北方の鹿久居(かくい)島とは頭島大橋で結ばれている。人口416(2009)。

[由比浜省吾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「頭島」の解説

頭島

岡山県備前市、瀬戸内海の日生(ひなせ)諸島に属する島。「かしらじま」と読む。元禄年間に本土の日生地区から人が渡り住んだのが有人化の始まりとされ、県内最大の島である鹿久居島とは頭島大橋で結ばれている。島中央の高台にある「たぬき山展望台」からは日生諸島の島々が一望できる。

頭島(かつらじま)

山口県大島郡周防大島町、浮島の北に位置する無人島。浮島との間を浮島大橋が結ぶ。

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