頼養堂(読み)らい ようどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「頼養堂」の解説

頼養堂 らい-ようどう

1775-1851 江戸時代後期の儒者。
安永4年生まれ。頼亨翁(こうおう)の甥(おい)。従兄頼春風・杏坪(きょうへい)らにまなび,江戸で尾藤二洲(びとう-じしゅう)に入門。郷里安芸(あき)(広島県)竹原にかえり,菅茶山(かん-ちゃざん)らとまじわる。のち,広島に私塾をひらいた。嘉永(かえい)4年9月11日死去。77歳。名は攸好,のち公遷。字(あざな)は子善。通称は千蔵。別号に竹里,竹堂。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例