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願以此功徳 ガンイシクドク

デジタル大辞泉の解説

がん‐い‐し‐くどく〔グワン‐〕【願以×此功徳】

[連語]《「願わくはこの経文の功徳をもって」の意》
代表的な回向文(えこうもん)の一句。自分の修めた功徳をすべての人に施して、ともに成仏したいと願うもの。がんにしくどく。
《読経の最後に1を唱えるところから》物事の終わり。結末。転じて、しまった、の意にも用いる。がんにしくどく。
「はや暮れておどろき、―、空袋かたげて都に帰るを見て」〈浮・永代蔵・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

がんいしくどく【願以此功徳】

( 連語 )
〔「がんにしくどく」とも〕
この経文の功徳によって一切衆生が極楽に往生できますようにとの意。念仏の終わりに唱える。 「念仏高声に…-と廻向して/義経記 6
転じて、おしまい。最後。「しまった」の意にも用いる。 「はや暮れて驚き-空ぶくろかたげて都に帰る/浮世草子・永代蔵 3

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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