願王寺(読み)がんのうじ

日本歴史地名大系 「願王寺」の解説

願王寺
がんのうじ

[現在地名]西区中小田井一丁目

明光山松寿院と号し、天台宗本尊薬師如来。現在は善光ぜんこう寺別院とも称する。天長六年(八二九)疫癘がはやった時に、越の国の澄純がこの地で病者のために仁王護国般若経を誦し、疫疾消除の法を修したところ、国中の病者がすべて平癒したので当寺を建立したという。祐秀(文明一八年没)が中興した(徇行記、尾張名所図会)


願王寺
がんのうじ

[現在地名]岩見沢市六条西

紫雲山と号し、浄土真宗本願寺派。本尊は阿弥陀如来。明治二三年(一八九〇)岩見沢村番外地ばんがいち(現元町)に説教所を設立したのに始まる。同年八月、当寺開基紫雲は門主明如の命を奉じ札幌西本願寺別院(札幌別院)を建立、同年九月に岩見沢に説教所を設け布教を始めた。同二五年二番地一七号(現一条西一丁目)に移転。同三二年に寺号公称が認可された(岩見沢市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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