デジタル大辞泉
「類聚」の意味・読み・例文・類語
るい‐じゅ【類×聚】
[名](スル)同じ種類の事柄を集めること。また、その集めたもの。類集。るいじゅう。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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るい‐じゅ【類聚】
- 〘 名詞 〙 同じ種類の事柄を集めること。また、その集めたもの。類集。るいじゅう。〔名語記(1275)〕
- [初出の実例]「旧記のうち、四方拝より追儺に至るまでの恒例と、御践祚より国忌薨奏の臨時を類聚せさせ給ふ」(出典:随筆・年山紀聞(1702)五)
- [その他の文献]〔易経‐繋辞上〕
るい‐じゅう【類聚】
- 〘 名詞 〙 ( 「るいしゅう」とも ) =るいじゅ(類聚)
- [初出の実例]「先年来新聞雑誌上に現はれた亡国論を類聚(ルヰシウ)して見ると」(出典:裸に虱なし(1920)〈宮武外骨〉亡国論は愛国論なり)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「類聚」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の類聚の言及
【図書館】より
…また,菅原道真はその書斎文庫の紅梅殿(こうばいどの)を他人にも公開したといわれる。彼はまた《類聚(るいじゆう)国史》を撰しているが,これは,そのときまでに出た六国史それぞれの中から事項別に原文を抜粋し編集したもので,カード(短札)方式による知識情報の処理の最初の例ともいえる。この〈類聚〉という考え方こそ,後の塙保己一(はなわほきいち)の《群書類従》,明治政府の《古事類苑》などに通じる類書的発想,ひいては今日の情報管理の原則たる知りたい知識情報そのものへの接近を可能ならしめる工夫である索引,抄録の思想につながるものである。…
※「類聚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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