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風俗舞 ふぞくまい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

風俗舞
ふぞくまい

日本古代の歌舞で,くにぶりまいともいう。大和朝廷の全国統一に伴い,地方諸国の歌舞が朝廷に貢奏されたが,これが宮廷に取入れられて節会 (せちえ) などで奏せられ,さらに大嘗会の際には,悠紀 (ゆき) ,主基 (すき) の2国によって風俗歌舞が洗練され,風俗舞となった。

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デジタル大辞泉の解説

ふうぞく‐まい〔‐まひ〕【風俗舞】

ふぞくまい(風俗舞)

ふぞく‐まい〔‐まひ〕【風俗舞】

古代、地方の国々に伝承されていた舞。宮廷に献上されて大嘗会(だいじょうえ)などに行われた。隼人(はやと)舞・久米(くめ)舞など。国風舞(くにぶりのまい)。ふうぞくまい。

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大辞林 第三版の解説

ふぞくまい【風俗舞】

平安時代、大嘗祭だいじようさいの際、悠紀ゆき・主基すきの風俗歌に合わせて歌女うたいめが舞った舞。ふうぞくまい。

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世界大百科事典内の風俗舞の言及

【舞楽装束】より

…日本の雅楽に用いる装束で,大別すると,日本古来の歌舞(うたまい)の舞人装束,管絃の装束,舞楽装束となり,一般にはこれらを総括して舞楽装束と称する。
[歌舞の舞人装束]
 歌舞とは,神楽(御神楽(みかぐら)),大和(倭)舞(やまとまい),東遊(あずまあそび),久米舞,風俗舞(ふぞくまい)(風俗),五節舞(ごせちのまい)など神道系祭式芸能である。〈御神楽〉に使用される〈人長舞(にんぢようまい)装束〉は,白地生精好(きせいごう)(精好)の裂地の束帯で,巻纓(けんえい∥まきえい),緌(おいかけ)の,赤大口(あかのおおくち)(大口),赤単衣(あかのひとえ),表袴(うえのはかま),下襲(したがさね),裾(きよ),半臂(はんぴ∥はんび),忘緒(わすれお),(ほう∥うえのきぬ)(闕腋袍(けつてきほう)――両脇を縫い合わせず開いたままのもの),石帯(せきたい),檜扇(ひおうぎ)(),帖紙(畳紙)(たとうがみ),(しやく)を用い,六位の黒塗銀金具の太刀を佩(は)き,糸鞋(しかい)(糸で編んだ(くつ))を履く。…

※「風俗舞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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