風船葛(読み)フウセンカズラ

デジタル大辞泉 「風船葛」の意味・読み・例文・類語

ふうせん‐かずら〔‐かづら〕【風船葛】

ムクロジ科蔓性つるせいの多年草。日本では一年草として観賞用に栽培。葉は複葉。6、7月ごろ、緑白色の小花を開き、実は緑色の大きくて3稜のある風船形となり、ぶら下がる。熱帯亜熱帯分布 秋》

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関連語 蔓性 名詞

精選版 日本国語大辞典 「風船葛」の意味・読み・例文・類語

ふうせん‐かずら‥かづら【風船葛】

  1. 〘 名詞 〙 ムクロジ科のつる性多年草。広く熱帯に産し、南アメリカに野生化している。日本では一年草として扱われ、観賞用に栽培される。葉は長さ五~一五センチメートルの二回三出複葉。小葉は卵状披針形で先はとがり、縁に粗い鋸歯(きょし)がある。夏、葉腋から長い花柄がのび、白い小さな四弁花が咲く。花柄の下部に二本の巻ひげを対生。果実は径三センチメートルぐらいの三稜球形状。《 季語・秋 》 〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「風船葛」の解説

風船葛 (フウセンカズラ)

学名Cardiospermum halicacabum
植物。ムクロジ科の多年草,園芸植物

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