飛込(読み)とびこみ

精選版 日本国語大辞典 「飛込」の意味・読み・例文・類語

とび‐こみ【飛込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. とびこむこと。
    1. [初出の実例]「戦車への飛び込みの間稽古(まげいこ)なるものをやらされた」(出典:鶴(1952)〈長谷川四郎〉六)
  3. とびこみきょうぎ(飛込競技)」の略。
  4. 予約や予告なしに、いきなり訪ねること。
    1. [初出の実例]「この飛び込みの客である『唐変木』の書生っぽの存在を」(出典:人生劇場(1933)〈尾崎士郎〉青春篇)
  5. 花札で、同種の三枚を持ち、残りの一枚もはいって来る場合にいう。
  6. とびこみじさつ(飛込自殺)」の略。

とばし‐こみ【飛込】

  1. 〘 名詞 〙 高知県四万十川で行なわれる鯔(ぼら)漁の一つ初冬、長くて大きな網を円形に張って、その網の口に漁舟をならべ、一方から舟で鯔を追い立て、ならんでいる舟の中に鯔を飛び込ませる漁獲法。瓢箪巻

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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