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食寝分離 しょくしんぶんり

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

しょくしんぶんり【食寝分離】

食事をする部屋と寝る部屋を別々にすること。1942(昭和17)年に、建築学者の西山夘三(にしやまうぞう)が、保健・精神衛生上、住宅が確保すべき最低レベルの条件として提唱。第二次大戦後、日本住宅公団(現都市再生機構)がこの考え方をとり入れ、「n+DK」型の間取りに発展させた。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

食寝分離
しょくしんぶんり

住宅において食事室と就寝室とを分離することをいい、西山夘三(うぞう)(1911―94)により住宅計画の原理として位置づけられた。従来、畳を敷いた伝統的な日本の住宅は、どの部屋も自由に何にでも転用できると考えられていたが、西山は庶民住宅の住み方を調査し、どんなに部屋数の少ない小住宅でも、食事室と就寝室とを分離しようとする傾向がきわめて強いことをつきとめ、食寝分離を基礎とした住宅計画論を展開した(「住居空間の用途構成に於(お)ける食寝分離論」1942)。この考え方は、その後の住宅計画の基本的方向を定めることになり、第二次世界大戦後急速に普及したダイニングキッチン(DK)や、これと就寝室とを組み合わせた2DK、3DKといった平面構成を導入する際の理論的根拠ともなった。さらに食寝分離論は、住み方調査の分析に基づいて住宅計画をたてるという科学的な計画方法の提言を含んでおり、今日の建築計画学の成立に大きく寄与したといえる。田光雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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