国民が常に安全で栄養のある食料を入手できるよう国が対策を取ること。災害や紛争など不測の事態が起きても、最低限必要な分の確保を目指す。日本は食料の多くを輸入に依存しており、ウクライナ危機や気候変動問題を受け安定供給に対する懸念が高まっている。政府は自国の農業生産の拡大を基本とし、輸入と備蓄を組み合わせて安定的な確保を図る方針。
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(池上甲一 近畿大学農学部教授 / 2008年)
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