飯尾兼晴(読み)いいお かねはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯尾兼晴」の解説

飯尾兼晴 いいお-かねはる

1611-1646* 江戸時代前期の武士
慶長16年生まれ。もと肥前島原城主松倉氏の臣という。叔父と弟を刑死させた讃岐(さぬき)高松藩の家老生駒(いこま)正種を追い,生駒の公儀預かり先の出雲(いずも)松江藩仕官正保(しょうほ)2年12月17日仇(あだ)討ちをはたしたのち切腹。35歳。変名は遠山市郎左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android