デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯岡義斎」の解説 飯岡義斎 いいおか-ぎさい 1717-1789 江戸時代中期の儒者。享保(きょうほう)2年生まれ。頼(らい)山陽の祖父。大坂で代々医を業とする篠田家にそだち,儒者の鈴木貞斎にまなび,先祖の姓飯岡を称する。ついで石門心学をおさめたが,朱子学に転じた。門弟に山口剛斎。長女静が頼春水に,次女直が尾藤二洲(びとう-じしゅう)にとついだ。寛政元年11月8日死去。73歳。名は孝欽。字(あざな)は徳安。別号に澹寧(たんねい)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例