飯島愛(読み)イイジマ アイ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「飯島愛」の解説

飯島 愛
イイジマ アイ


職業
タレント

本名
大久保 松恵(オオクボ マツエ)

生年月日
昭和47年 10月31日

出生地
東京都

経歴
平成4年19歳でアダルトビデオ(AV)デビュー。テレビ東京の深夜番組「ギルガメッシュないと」に出演、スカートをめくって、後ろが“T字”になったセクシーな下着姿をみせる“Tバックの女王”として人気を集める。5年細川ふみえとのダブル主演映画「ぷるぷる」が公開された。やがて、「マジカル頭脳パワー!!」「嗚呼!バラ色の珍生」「ろみひー」「クイズ赤恥青恥」「ウチくる!?」「中居正広金曜日のスマたちへ」「スパスパ人間学!」「ロンドンハーツ」「サンデージャポン」など数々のゴールデンタイムの番組や人気番組に出演するようになり、それまでの奔放な印象とはまた違った頭の良さをみせ、辛口な発言をウリにしたバラエティタレントとして活躍。12年“ワタシ(私)的には…”で新語・流行語大賞の特別賞を受賞した。この間、6年初のエッセイ集「どうせバカだと思ってんでしょ!!」を出版。12年には自身の過去を赤裸々に綴った初の自伝的小説「プラトニック・セックス」がベストセラーとなり、映画化・テレビドラマ化もされた。15年性病検査キットを付けた著書「生病検査薬≒性病検査薬」を出版。雑誌のコラム欄も持つなど、マルチタレントとして才能を発揮した。体調不良を理由に、19年3月末で芸能界を突然引退。引退後は自身のブログ近況を綴っていたが、20年12月自宅で亡くなっているのが発見された。

受賞
ゴールデン・アロー賞(話題賞 第38回 平12年度)〔平成13年〕

没年月日
平成20年 12月 (2008年)

伝記
独りぼっち飯島愛36年の軌跡飯島愛 孤独死真相―プラトニック・セックスの果て芸能界スキャンダル大戦争この日本人に学びたい東海林のり子「芸能界」心にしみる、いい話飯島愛の真実この日本人に学びたいおしゃれカンケイ 豊田 正義 著田山 絵理 著鹿砦社芸能取材班 編著松尾 スズキ 著東海林 のり子 著板坂 剛 編著松尾 スズキ 著(発行元 講談社双葉社鹿砦社光文社二見書房鹿砦社ロッキング・オン日本テレビ放送網 ’09’09’04’04’01’01’99’96発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

367日誕生日大事典 「飯島愛」の解説

飯島 愛 (いいじま あい)

生年月日:1972年10月31日
平成時代のタレント

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android