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飯島関 いいじまのせき

百科事典マイペディアの解説

飯島関【いいじまのせき】

相模国鎌倉の材木座海岸沿いの飯島に設けられた中世の関所。1232年飯島の地先に勧進聖人往阿弥陀仏により,港湾施設として和賀江(わかえ)島が築かれ,以後当地一帯は中世鎌倉の港湾・商業の中心地となった。

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世界大百科事典 第2版の解説

いいじまのせき【飯島関】

中世,相模鎌倉材木座海岸沿いの飯島に設けられた関所。飯島という地名がみえる古い例は,源頼朝の寵女亀前が伏見冠者広綱の飯島屋敷に住していたことを記した《吾妻鏡》寿永1年(1182)11月10日条である。1232年(貞永1)7月勧進聖人往阿弥陀仏は,船の着岸の不便をなくすため飯島の地に和賀江島を築くことを幕府に申請し,1ヵ月足らずで完成させた。関所設置の時期は明らかでないが,日蓮の《聖愚問答鈔》に〈飯島ノ津マデ六浦ノ関米ヲ取ル諸人ノ歎キ是多シ〉とみえる。

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