飾り兜(読み)カザリカブト

精選版 日本国語大辞典 「飾り兜」の意味・読み・例文・類語

かざり‐かぶと【飾兜】

  1. 〘 名詞 〙 端午(たんご)節供の飾り物の一つ元祿一六八八‐一七〇四)の頃、各家では屋外に幟(のぼり)といっしょに飾った。後世、厚紙製で模造品を作り、屋内に飾るようになった。《 季語・夏 》 〔俳諧・誹諧通俗志(1716)〕
    1. [初出の実例]「子規啼や五尺のあやめふく、餝兜(カザリカブト)幟の気色」(出典談義本・風流志道軒伝(1763)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む