日本歴史地名大系 「養蓮寺」の解説 養蓮寺ようれんじ 愛知県:名古屋市千種区末森村養蓮寺[現在地名]千種区池上町二丁目宏綱山と号し、浄土宗。本尊は木造阿弥陀如来立像。天文二四年(一五五五)林信勝(通勝)が、同年没した父宏綱の菩提のために知恩寺二八世智誉岌長を開山として那古野(なごや)村の高木(たかぎ)町に創建。宏綱の法名養蓮院から寺号とした(金鱗九十九之塵)。高木町は「尾張志」に「遷府以前の町名にて旧地今知がたし」とみえ、「尾張名陽図会」には巾下高木(はばしたたかぎ)町とあるが、「慶長以前那古野村図」には西南部に「養蓮寺」と記されている。 養蓮寺ようれんじ 愛知県:一宮市佐野村養蓮寺[現在地名]一宮市千秋町佐野 下川田東林山と号し、真宗大谷派、本尊阿弥陀如来。もと大野(おおの)村光明(こうみよう)寺末。境内四八五坪。天文一九年(一五五〇)秀閣の創建(「尾張志」では明応九年、宗円の建立)で、初めは西正(さいしよう)坊と号した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by