駆上る(読み)カケアガル

デジタル大辞泉 「駆上る」の意味・読み・例文・類語

かけ‐あが・る【駆(け)上(が)る/×駈け上(が)る】

[動ラ五(四)]走って上がる。かけのぼる。「二階に―・る」
[類語]のぼ上がる上昇上り詰める立ち上がる立ちのぼる這い上がるよじ登る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駆上る」の意味・読み・例文・類語

かけ‐あが・る【駆上・駈上】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 馬を走らせて上がる。
    1. [初出の実例]「疋馬に流れをせき上げて、向ひの岸へぞ懸襄(アガッ)たる」(出典太平記(14C後)二八)
  3. 急いで走って上がる。
    1. [初出の実例]「揚屋の中二階にかけあがり」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android