デジタル大辞泉 「駿」の意味・読み・例文・類語 しゅん【駿】[漢字項目] [人名用漢字] [音]シュン(呉)(漢) スン(慣)〈シュン〉1 足の速い良馬。足が速い。「駿足・駿馬しゅんめ」2 (「俊」と通用)すぐれている。「駿才」〈スン〉駿河するが国。「駿州・駿府すんぷ」[名のり]たかし・とし・はやお・はやし すん【駿】[漢字項目] ⇒しゅん 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「駿」の意味・読み・例文・類語 しゅん【駿】 〘 名詞 〙① すぐれた馬。良馬。[初出の実例]「駿」(出典:随筆・卯花園漫録(1809)一)[その他の文献]〔梁元帝‐藩難未静述懐詩〕② すぐれた人。〔史記‐屈原伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「駿」の読み・字形・画数・意味 駿人名用漢字 17画 [字音] シュン[字訓] すぐれる・はやい[説文解字] [字形] 形声声符は(しゅん)。に高大の意がある。〔説文〕十上に「馬の良材なるなり」とあり、人においては俊という。[訓義]1. すぐれた馬。2. すぐれる、すぐれた人。3. 大きい、高い、長い。4. はやい、すみやか。5. 峻と通じ、高くけわしい。[古辞書の訓]〔和名抄〕駿 語抄に云ふ、止宇万(ときうま)。日本紀私記に云ふ、須久禮多宇馬(すぐれたるうま)〔名義抄〕駿 ハヤシ・トシ・コハシ・オホキニ・オホキナリ・スミヤカ/駿馬 トキウマ・スグレタルムマ[語系]駿・俊・峻tziunは同声。みなtsiunの声義を承け、高大・俊秀の意がある。[熟語]駿逸▶・駿騎▶・駿駒▶・駿刑▶・駿▶・駿骨▶・駿才▶・駿壮▶・駿爽▶・駿速▶・駿馬▶・駿敏▶・駿厖▶・駿奔▶・駿民▶・駿命▶・駿茂▶・駿雄▶・駿良▶・駿▶・駿烈▶[下接語]逸駿・英駿・奇駿・勁駿・秀駿・神駿・精駿・駑駿・奔駿・良駿・竜駿 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報