騎士議会(読み)きしぎかい(その他表記)Cavalier Parliament

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「騎士議会」の意味・わかりやすい解説

騎士議会
きしぎかい
Cavalier Parliament

イギリス王政復古期の議会 (1661~79) 。国王派である騎士党残党が多かったためこの名がある。初期にはクラレンドン法典を成立させるなど,反動的であったが,一方では信仰自由宣言に反対し,のちには国王チャールズ2世に対立する姿勢を強め,審査法人身保護法を制定した。

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世界大百科事典(旧版)内の騎士議会の言及

【騎士党】より

…貴族,ジェントリーなどの土地所有者を主体に,国教会信徒のほかにカトリック教徒も加わり,イングランドの北部・西部を主たる地盤にした。内乱には敗れたが,1660年の王政復古によって権力の座に復帰し,翌年の議会は彼らが多数を占めたため〈騎士議会〉と呼ばれた。【今井 宏】。…

※「騎士議会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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