高山慈照(読み)こうざん じしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高山慈照」の解説

高山慈照 こうざん-じしょう

1266-1344* 鎌倉-南北朝時代の僧。
文永3年生まれ。臨済(りんざい)宗。天台学,律をまなんだのち,無本覚心(むほん-かくしん)の法をつぐ。南浦紹明(なんぽ-じょうみん),高峰顕日(こうほう-けんにち)らにも師事紀伊(きい)大慈寺(和歌山県)住持をへて,京都の万寿寺,建仁(けんにん)寺の住持となった。康永2=興国4年12月25日死去。78歳。俗姓菅原。法名ははじめ心鏡。諡号(しごう)は広済禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android