高嶺羊歯(読み)たかねしだ

精選版 日本国語大辞典 「高嶺羊歯」の意味・読み・例文・類語

たかね‐しだ【高嶺羊歯】

  1. 〘 名詞 〙 シダ類ウラボシ科の落葉多年草。本州中部の高山の岩上にまれに生える。高さ一〇~三〇センチメートル。短く斜上する根茎の先端に葉を多数叢生する。葉柄の基部には披針形黄褐色鱗片が付く。葉は羽状複葉で一〇~一五対の羽片からなり、羽片は広卵形で縁は鋸歯(きょし)状。胞子嚢(ほうしのう)群は羽片の裏面に二列に並んで付き、円形包膜におおわれる。くもましだ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「高嶺羊歯」の解説

高嶺羊歯 (タカネシダ)

学名Polystichum lachenense
植物。オシダ科の落葉多年草,高山植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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