高木史朗(読み)タカギ シロウ

20世紀日本人名事典 「高木史朗」の解説

高木 史朗
タカギ シロウ

昭和期の演出家 宝塚歌劇団名誉理事。



生年
大正4(1915)年8月17日

没年
昭和60(1985)年2月12日

出身地
兵庫県神戸市

本名
高木 四郎

学歴〔年〕
関西学院大学文学部〔昭和11年〕卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭文部大臣賞〔昭和35年〕

経歴
大学卒業後、宝塚歌劇団に入団し、昭和15年「太平洋」で演出家としてデビュー。戦争中は童話民話劇を発表。戦後は「河童まつり」で宝塚初の国民劇と絶賛されたあと、「ボンジュール・パリ」などフランス的なミュージカルを次々と発表する一方、日本的なレビューにも力を入れ、宝塚歌劇の戦後黄金時代を築いた。35年の「華麗なる千拍子」は7カ月半で70万人という観客動員記録を達成した。著書に、演出家としての師、故白井鉄造の評伝「レビューの王様」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高木史朗」の解説

高木史朗 たかぎ-しろう

1915-1985 昭和時代の演出家。
大正4年8月17日生まれ。昭和11年宝塚少女歌劇団にはいり,15年演出家としてデビュー。戦後はフランスのレビューをとりいれ,宝塚の黄金時代をきずいた。のち劇団理事。代表作に「シャンソン・ド・パリ」など。35年芸術祭賞。昭和60年2月12日死去。69歳。兵庫県出身。関西学院大卒。本名は四郎。著作に「宝塚物語」「宝塚への招待」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高木史朗」の解説

高木 史朗 (たかぎ しろう)

生年月日:1915年8月17日
昭和時代の演出家
1985年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android