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高木氏 たかぎうじ

世界大百科事典 第2版の解説

たかぎうじ【高木氏】

(1)肥前国佐嘉郡高木村(現,佐賀市)を本貫地とする中世武家。藤原隆家の子孫がこの地に土着して高木姓を称したとされているが不詳。平安時代末期には大宰府の府官,肥前国在庁官人,押領使などを兼帯して勢力を伸張しており,九州における有力在地土豪である草野氏竜造寺氏上妻氏北野氏などもその一族とされている。源平争乱期には源氏方として活躍し,鎌倉幕府成立後,1186年(文治2)高木宗家は佐嘉郡深溝北郷内甘南備(かんなび)峯(現,佐賀県佐賀郡大和町)の地頭職,高木季家は同郡小津東郷内竜造寺村(現,佐賀市)の地頭職に補任され,鎌倉御家人となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の高木氏の言及

【宝暦治水事件】より

…江戸中期,宝暦年間(1751‐64)に薩摩藩が幕府の命で木曾三川(木曾川,長良川,揖斐川)治水工事を行った際,引責自刃など多数の犠牲者を出した事件。1753年藩主島津重年は御手伝普請を命ぜられるや家老平田靱負(ゆきえ)を惣奉行に任命し,上下1000人近い役人を現地に派遣して工事に当たらせた。幕府からは目付,普請役,勘定方,美濃郡代が派遣され,交代寄合美濃衆で水行奉行の高木三家も立会いを命ぜられ,ともに工事を厳しく監督した。…

※「高木氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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