高杉早苗(読み)タカスギ サナエ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「高杉早苗」の解説

高杉 早苗
タカスギ サナエ


職業
女優

本名
喜熨斗 弘子

旧名・旧姓
清水

生年月日
大正7年 10月8日

出生地
東京市 浅草区馬道町(東京都 台東区)

学歴
立正高女〔昭和8年〕卒

経歴
ダンスホールのダンサーを経て、昭和9年松竹蒲田撮影所に入社。「隣の八重ちゃん」(島津保次郎監督)でデビューし、同年「山は夕焼」(佐々木啓祐監督)に初主演。以後、「左うちわ」「あこがれ」(10年)「大学よいとこ」「家族会議」(11年)「朱と緑」(12年)「七彩の虹」(24年)「男の哀愁」(26年)など、堅実な準主演格の女優として活躍。この間、13年に3代目市川段四郎と結婚。夫亡きあとは沢潟屋の発展に専心し、長男・3代目猿之助、二男・4代目段四郎を育て上げた。近年は活躍をテレビドラマに移し、「女人武蔵」(フジ)「女がふりむくとき」(フジ)ほかに出演。

受賞
ゴールデングローリー賞〔平成7年〕

没年月日
平成7年 11月26日 (1995年)

家族
夫=市川 段四郎(3代目),長男=市川 猿之助(3代目),二男=市川 段四郎(4代目)

伝記
水野晴郎と銀幕花々日本映画の大女優たち 水野 晴郎 著(発行元 近代文芸社 ’96発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「高杉早苗」の解説

高杉 早苗
タカスギ サナエ

昭和期の女優



生年
大正7(1918)年10月8日

没年
平成7(1995)年11月26日

出生地
東京市浅草区馬道町

本名
喜熨斗 弘子

旧姓(旧名)
清水

学歴〔年〕
立正高女〔昭和8年〕卒

主な受賞名〔年〕
ゴールデングローリー賞〔平成7年〕

経歴
ダンスホールのダンサーを経て、昭和9年松竹蒲田撮影所に入社。「隣の八重ちゃん」(島津保次郎監督)でデビューし、同年「山は夕焼」(佐々木啓祐監督)に初主演。以後、「左うちわ」「あこがれ」(10年)「大学よいとこ」「家族会議」(11年)「朱と緑」(12年)「七彩の虹」(24年)「男の哀愁」(26年)など、堅実な準主演格の女優として活躍。この間、13年に3代目市川段四郎と結婚。夫亡きあとは沢潟屋の発展に専心し、長男・3代目猿之助、次男・4代目段四郎を育て上げた。その後は活躍をテレビドラマに移し、「女人武蔵」(フジ)「女がふりむくとき」(フジ)ほかに出演。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高杉早苗」の解説

高杉早苗 たかすぎ-さなえ

1918-1995 昭和時代の女優。
大正7年10月8日生まれ。3代市川猿之助,4代市川段四郎の母。昭和9年松竹蒲田撮影所にはいり,「隣の八重ちゃん」でデビュー。のち「山は夕焼」「朱と緑」などに主演する。13年3代市川段四郎と結婚して引退,23年「夜の女たち」で復帰した。平成7年11月26日死去。77歳。東京出身。立正高女中退。本名は喜熨斗(きのし)ヒロ旧姓は清水。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高杉早苗」の解説

高杉 早苗 (たかすぎ さなえ)

生年月日:1918年10月8日
昭和時代の女優
1995年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android