高橋八幡宮(読み)たかはしはちまんぐう

日本歴史地名大系 「高橋八幡宮」の解説

高橋八幡宮
たかはしはちまんぐう

[現在地名]鹿本町高橋 八郎丸

高橋の集落の南端にあり、旧村社。祭神は応神天皇・多紀理姫命など。古は宇佐八幡宮と称した。「一統志」には「上高橋 八幡建久二年建立 天神若宮」とある。「国誌」所載の社記には、菊池隆定が建久二年(一一九一)豊前の宇佐八幡宮を勧請し、神田九町七反三畝を寄付、勧請が一〇月一五日であったために一〇月一日より一五日まで市をおこし、一五日には国家安寧を祈り神事を行い、祭には流鏑馬・猿楽能をし神楽を奏したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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