高田集蔵(読み)タカタ シュウゾウ

20世紀日本人名事典 「高田集蔵」の解説

高田 集蔵
タカタ シュウゾウ

明治〜昭和期の宗教家,思想家



生年
明治12(1879)年10月1日

没年
昭和35(1960)年10月10日

出生地
岡山県

別名
号=竹隣

学歴〔年〕
東京専門学校法律科中退

経歴
内村鑑三感化キリスト教洗礼を受けるが、キリスト教だけでなく、仏教神道儒教などの多様な宗教帰一・統合に努めた。大正期に思想家、宗教家などの間に広まる個人紙誌を発行した先駆者で、講演行脚のかたわら「独立」「村落通信」「一艸蘆」などを発刊、また「聖痕」など多数の著書を刊行し、中里介山らに影響を与えた。天皇を崇拝し続けた反面、軍備全廃を唱えた平和主義者でもあった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高田集蔵」の解説

高田集蔵 たかた-しゅうぞう

1879-1960 明治-昭和時代の宗教家,思想家。
明治12年10月1日生まれ。内村鑑三の影響でキリスト教の洗礼をうけるが,仏教,神道,儒教などにも通じる。各地で講演のかたわら多数の著作雑誌を発行,中里介山にも影響をあたえた。昭和35年10月10日死去。81歳。岡山県出身。号は竹隣。著作に「聖痕」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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