魚塩(読み)ギョエン

デジタル大辞泉 「魚塩」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐えん【魚塩】

海産物総称
「野に菜穀を植し海に―を生ず」〈津田真道明六雑誌九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「魚塩」の意味・読み・例文・類語

ぎょ‐えん【魚塩】

〘名〙
① 海で取れる魚と塩。海産物の総称。
※本朝無題詩(1162‐64頃)七・宿道口津賦所見〈釈蓮禅〉「岫幌晴望当鳥路、沙村秋貢富魚塩」 〔春秋左伝‐昭公三年〕
② 海産物を扱う商売。また、その商人
公議所日誌‐八・明治二年(1869)四月「進挙の人は、畎畝漁塩の中と雖も、之を挙ぐべし」 〔孟子告子・下〕

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普及版 字通 「魚塩」の読み・字形・画数・意味

【魚塩】ぎよえん

魚と塩。海産物。〔周礼夏官、職方氏〕東北を幽州と曰ふ。~其の利は魚鹽。

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