20世紀日本人名事典 「魚澄惣五郎」の解説
魚澄 惣五郎
ウオズミ ソウゴロウ
大正・昭和期の日本史学者 関西大学教授。
- 生年
- 明治22(1889)年11月17日
- 没年
- 昭和34(1959)年3月26日
- 出生地
- 兵庫県神戸市
- 学歴〔年〕
- 東京帝大文科大学史学科〔大正3年〕卒,京都帝大大学院
- 学位〔年〕
- 文学博士(京都帝大)〔昭和21年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 中国文化賞〔昭和27年〕,大阪府なにわ賞〔昭和28年〕
- 経歴
- 大阪府立女子専門学校(現・大阪女子大)、龍谷大学、広島文理科大学(現・広島大学)、関西大学の各教授を歴任。昭和25年日本学術会議会員。その間、大阪府、兵庫県、広島県の各文化財保護委員を兼任、近畿、中国地方諸都市の市史編さんに従事。南北朝、室町時代史の権威で、歴史地理的研究に寄与した。著書に「古社寺の研究」「歴史地理の研究」「日本中世史研究」、「南北朝」(綜合日本史大系〈6〉)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報