(読み)ハララゴ

デジタル大辞泉 「鮞」の意味・読み・例文・類語

はらら‐ご【×鮞】

魚類の産卵前の卵。たらこの類。特に、サケ卵巣およびその塩蔵品。すじこ。はらこ。 秋》「ほのぼのと―飯に炊きこまれ/林火

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精選版 日本国語大辞典 「鮞」の意味・読み・例文・類語

はらら‐ご【鮞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「散(はらら)子」の意という )
  2. 産卵前の魚類の卵塊。特に鮭(さけ)の卵をさす。また、それを塩づけにした食品。はらこ。すじこ。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「初こん〈はららこ、あめ、もち〉」(出典:多聞院日記‐天正六年(1578)六月一七日)
  3. 赤色で光っている葡萄(ぶどう)の実のような豆の一種。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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