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…また北アメリカ東部の森林地帯に住むイロコイ族などの間でも吹矢が使われている。 日本では江戸時代,鷹狩の流行に伴ってタカのえさにする小鳥を捕獲するために鳥刺(とりさし)という職業が成立したが,彼らは吹矢を使って小鳥のみならずガンなどの鳥もとっていた。彼らの使った吹矢は2m前後の竹または木でできた筒と,竹串の先をとがらせて毒を塗り,矢尻に漏斗状の紙を付けた矢からなっていた。…
※「鳥刺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」