鳩の目(読み)ハトノメ

デジタル大辞泉 「鳩の目」の意味・読み・例文・類語

はと‐の‐め【×鳩の目】

《「鳩の目銭」の略。円形で、銭の穴が鳩の目に似ているところから》近世初期、伊勢参宮の人が賽銭さいせん代わりにまいた私鋳鉛銭表裏とも文字がなく、銭1文につき10文ないし12文で交換した。勢州宮銭。伊勢宮銭。通宮銭。鳩目
「宮廻りの蒔銭まきせんに―といふをかしげなる鉛銭なまりぜに」〈浮・永代蔵・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む