デジタル大辞泉
「鳩の目」の意味・読み・例文・類語
はと‐の‐め【×鳩の目】
《「鳩の目銭」の略。円形で、銭の穴が鳩の目に似ているところから》近世初期、伊勢参宮の人が賽銭代わりにまいた私鋳の鉛銭。表裏とも文字がなく、銭1文につき10文ないし12文で交換した。勢州宮銭。伊勢宮銭。通宮銭。鳩目。
「宮廻りの蒔銭に―といふをかしげなる鉛銭」〈浮・永代蔵・四〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 