デジタル大辞泉 「鳩吹く」の意味・読み・例文・類語 はと‐ふ・く【×鳩吹く】 [動カ四]両手を合わせて吹き、ハトの鳴き声を出す。猟師がシカを呼んだり、仲間の合図に用いたりする。《季 秋》「藪陰や―・く人のあらはるる/子規」「まぶしさし―・く秋の山人は己おのがありかを知らせやはする」〈曽丹集〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鳩吹く」の意味・読み・例文・類語 はと‐ふ・く【鳩吹】 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 両てのひらを合わせて吹き、鳩の鳴声のような音を出す。秋の頃、狩人が鹿の居所を知らせ、また人を呼ぶためにする。《 季語・秋 》[初出の実例]「まぶしさしはとふく秋の山人はをのが有かを知らせやはする」(出典:曾丹集(11C初か)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例