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鳴く虫 なくむし

大辞林 第三版の解説

なくむし【鳴く虫】

秋に、よい声でよく鳴く昆虫。普通、コオロギ科とキリギリス科の昆虫をさす。

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世界大百科事典 第2版の解説

なくむし【鳴く虫】

音色が鑑賞できる昆虫をまとめて呼ぶ場合の俗称であるが,人によって包含する種類は異なる。一般的には直翅目のコオロギ科とキリギリス科に属する昆虫を指しバッタ科のものは除かれる。なお,セミ類を含めることもほとんどない。日本には古くから虫の音を楽しむ風潮があって季題にも多くの種類があげられている。元来,山野で虫の音を楽しむもので,今でもこうした催しが各地で開かれているが,江戸時代(寛政年間)に虫売という商いができ,続いて飼育繁殖させる技術も開発され,家庭で各種の鳴く虫を飼い,音色を楽しむようになった。

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