鵷鸞・鴛鸞(読み)えんらん

精選版 日本国語大辞典 「鵷鸞・鴛鸞」の意味・読み・例文・類語

えん‐らん ヱン‥【鵷鸞・鴛鸞】

〘名〙 (もと、「鵷」も「鸞」も鳳凰(ほうおう)一種。「鴛」はおしどりであるが、「鵷」と同音のため通じて用いられる) (りっぱな鳥にたとえて)朝廷役人殿上人。また、その行列
本朝文粋(1060頃)一一・女一宮御著袴翌日宴和歌序〈藤原斉信〉「鵷鸞連袂、謳吟窈窕、隔簾談咲」 〔高適‐東平旅遊奉贈薜太守詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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