日本歴史地名大系 「鷹尾別符」の解説
鷹尾別符
たかおべつぷ
鷹尾別符は堤外の荒野・江底・葭原を開発して鷹尾社の料田としたもので(建保三年四月三日「某書下」鷹尾家文書/鎌倉遺文四)、「鷹尾十名之田率引出物」(承久元年一二月五日「鷹尾社遷宮宝殿指図并遷宮用途物注文写」鷹尾家文書/鎌倉遺文四)、「当別符十名内」(天福二年九月二二日関東御教書「鷹尾別符政所与地頭相論重書写」同文書/鎌倉遺文七)とあるように当初一〇の名で構成されていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報