精選版 日本国語大辞典 「鷹犬」の意味・読み・例文・類語 よう‐けん【鷹犬】 〘 名詞 〙① 鷹(たか)と犬。ともに狩猟に用いる。[初出の実例]「正一人。〈掌下調二習鷹犬一事上〉」(出典:令義解(718)職員)[その他の文献]〔宋史‐楊業伝〕② 他人に使役されること。他人の手先となって働くこと。また、そのもの。[初出の実例]「雖レ非二鷹犬(ヨウケン)之才一、屡忝二爪牙之任一」(出典:太平記(14C後)一七)[その他の文献]〔宋史‐唐坰伝〕 たか‐いぬ【鷹犬】 〘 名詞 〙 鷹狩に用いる犬。[初出の実例]「かへさの道より鷹犬をこひ侍るとて」(出典:隆祐集(1241頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例