麁枝大葉(読み)ソシタイヨウ

デジタル大辞泉 「麁枝大葉」の意味・読み・例文・類語

そし‐たいよう〔‐タイエフ〕【×麁枝大葉】

まばらな枝と大きな葉。文章を書くのに、細かな規則にとらわれないで、伸び伸びと筆をふるうことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「麁枝大葉」の意味・読み・例文・類語

そし‐たいよう‥タイエフ【麁枝大葉】

  1. 〘 名詞 〙 あらい枝と大きな葉。細かいことにとらわれないでゆったりとした風格をもっていること。
    1. [初出の実例]「粗枝(ソシ)大葉英雄一面にして」(出典現代金権史(1908)〈山路愛山〉保護政策の結果)
    2. [その他の文献]〔朱子語類‐七八〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「麁枝大葉」の解説

麁枝大葉

まばらな枝と大きな葉。転じて、文章などが細かい規則にとらわれずにいること、論や考え方などが細かいことにとらわれずにゆったりとして風格があることのたとえ。

[使用例] しかもわずかに粗枝大葉の論を終えたるに止まり、説のいまだ尽くさざるものなお多けれども[河上肇貧乏物語|1916]

[解説] 「麁枝」は「粗枝」とも書きます。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む